基礎問題集

数学1 方程式不等式「方程式」の問題5 解説

数学1の方程式不等式「方程式」にある問題5の基礎問題と解説ページです。問題と保存済み解説を公開し、ログイン後はAI質問と学習履歴も利用できます。

MathGrAIl の基礎問題集にある公開問題ページです。ログイン前でも問題と保存済み解説を確認でき、ログイン後はAI質問と学習履歴の保存を利用できます。

数学1方程式不等式方程式問題5
  • 基礎問題の問題画像と保存済み解説を公開
  • ログイン後にAI質問で復習
  • ログイン後に学習履歴を保存
数学1 方程式不等式 方程式 問題5の問題画像
問題画像のプレビュー

解説

方針・初手

第1式と第2式は $x, y, z$ についての定数項を持たない斉次1次方程式であるため、これらから $y, z$ を $x$ を用いて表す(または比 $x:y:z$ を求める)ことができる。これを第3式に代入して $x$ に関する方程式に帰着させる。その際、第3式が分数式であるため、分母が $0$ にならない条件($x \neq 0$)を忘れずに確認する。

解法1

与えられた連立方程式を次のように置く。

$$ x + \sqrt{2}y - \sqrt{3}z = 0 \quad \cdots \text{(1)} $$

$$ (\sqrt{2}-1)\sqrt{3}x - \sqrt{3}y + z = 0 \quad \cdots \text{(2)} $$

$$ \frac{x}{y^2+z^2} + \frac{\sqrt{2}y}{z^2+x^2} + \frac{\sqrt{3}z}{x^2+y^2} = 1 \quad \cdots \text{(3)} $$

(1)より、

$$ \sqrt{3}z = x + \sqrt{2}y \quad \cdots \text{(1)'} $$

(2)の両辺を $\sqrt{3}$ 倍すると、

$$ 3(\sqrt{2}-1)x - 3y + \sqrt{3}z = 0 $$

これに(1)'を代入して整理する。

$$ \begin{aligned} 3(\sqrt{2}-1)x - 3y + (x + \sqrt{2}y) &= 0 \\ (3\sqrt{2}-3+1)x + (\sqrt{2}-3)y &= 0 \\ (3\sqrt{2}-2)x + (\sqrt{2}-3)y &= 0 \\ (\sqrt{2}-3)y &= -(3\sqrt{2}-2)x \end{aligned} $$

ここで $y$ の係数について整理し、分母を有理化して $y$ を $x$ で表す。

$$ \begin{aligned} y &= -\frac{3\sqrt{2}-2}{\sqrt{2}-3}x \\ &= -\frac{(3\sqrt{2}-2)(\sqrt{2}+3)}{(\sqrt{2}-3)(\sqrt{2}+3)}x \\ &= -\frac{6+9\sqrt{2}-2\sqrt{2}-6}{2-9}x \\ &= -\frac{7\sqrt{2}}{-7}x \\ &= \sqrt{2}x \quad \cdots \text{(4)} \end{aligned} $$

(4)を(1)'に代入して $z$ を $x$ で表す。

$$ \begin{aligned} \sqrt{3}z &= x + \sqrt{2}(\sqrt{2}x) \\ \sqrt{3}z &= 3x \\ z &= \sqrt{3}x \quad \cdots \text{(5)} \end{aligned} $$

(3)の各式は分母に $x, y, z$ の2乗の和を持つ。もし $x=0$ とすると(4), (5)より $y=0, z=0$ となり、分母が $0$ となってしまうため不適である。したがって、$x \neq 0$ である。

(4), (5)を(3)の左辺に代入する。

$$ \begin{aligned} \frac{x}{(\sqrt{2}x)^2+(\sqrt{3}x)^2} + \frac{\sqrt{2}(\sqrt{2}x)}{(\sqrt{3}x)^2+x^2} + \frac{\sqrt{3}(\sqrt{3}x)}{x^2+(\sqrt{2}x)^2} &= 1 \\ \frac{x}{2x^2+3x^2} + \frac{2x}{3x^2+x^2} + \frac{3x}{x^2+2x^2} &= 1 \\ \frac{x}{5x^2} + \frac{2x}{4x^2} + \frac{3x}{3x^2} &= 1 \\ \frac{1}{5x} + \frac{1}{2x} + \frac{1}{x} &= 1 \end{aligned} $$

左辺を計算する。

$$ \begin{aligned} \left(\frac{1}{5} + \frac{1}{2} + 1\right)\frac{1}{x} &= 1 \\ \frac{2+5+10}{10} \cdot \frac{1}{x} &= 1 \\ \frac{17}{10x} &= 1 \end{aligned} $$

これを解いて、

$$ x = \frac{17}{10} $$

解説

前2つの式が定数項を持たない斉次方程式であることに気づけば、$y$ と $z$ を $x$ の定数倍で表すという方針が自然に立つ。係数に無理数が含まれるため計算ミスを誘発しやすいが、丁寧に有理化などを行えば係数は簡単な無理数にまとまる。また、分母が $0$ にならないことの確認($x \neq 0$)は、同値変形において論理的な飛躍を防ぐために不可欠なステップである。

答え

$$ x = \frac{17}{10} $$

認証状態を確認しています...
MathGrAIl
使い方 マイページ

大学入試数学を、1問ずつ深く解く。

大学別演習と分野別基礎問題演習に対応。解説閲覧とAI質問で効率よく学べます。

今日の一問
基礎問題集から毎日1問を出題します
-
読み込み中...
今日の一問を準備しています...

読み込み中...

科目を選択してください

トピックを選ぶと問題一覧を表示します。

読み込み中...

演習条件を選択してください

大学・文理を選ぶと、年度ごとの問題一覧を表示します。

年度・問題を読み込み中...
- - - -
年度一覧から解きたい問題を選択してください。
答案画像を提出すると、AIが採点して改善点を返します。最大3枚まで追加できます。
クリックまたはドラッグ&ドロップで答案画像を選択(最大3枚)
この問題について質問してください。