基礎問題集

数学1 二次関数「二次関数」の問題17 解説

数学1の二次関数「二次関数」にある問題17の基礎問題と解説ページです。問題と保存済み解説を公開し、ログイン後はAI質問と学習履歴も利用できます。

MathGrAIl の基礎問題集にある公開問題ページです。ログイン前でも問題と保存済み解説を確認でき、ログイン後はAI質問と学習履歴の保存を利用できます。

数学1二次関数二次関数問題17
  • 基礎問題の問題画像と保存済み解説を公開
  • ログイン後にAI質問で復習
  • ログイン後に学習履歴を保存
数学1 二次関数 二次関数 問題17の問題画像
問題画像のプレビュー

解説

方針・初手

放物線と直線の交点の座標を求めるために連立し、得られる2次方程式の2解を $\alpha, \beta$ とおく。2点間の距離は、直線の傾きを利用すると $x$ 座標の差のみで表すことができる。解と係数の関係、または解の差の公式を用いて立式する。

解法1

放物線 $y = x^2 - 6x + 10$ と直線 $y = 3x + k$ の方程式を連立する。

$$ x^2 - 6x + 10 = 3x + k $$

整理すると

$$ x^2 - 9x + 10 - k = 0 \cdots \text{①} $$

放物線と直線が異なる2点 $\mathrm{P}, \mathrm{Q}$ で交わるため、2次方程式①は異なる2つの実数解をもつ。 ①の判別式を $D$ とすると、$D > 0$ であるから

$$ D = (-9)^2 - 4 \cdot 1 \cdot (10 - k) = 41 + 4k > 0 $$

よって

$$ k > -\frac{41}{4} \cdots \text{②} $$

①の2つの実数解を $\alpha, \beta$ ($\alpha < \beta$) とすると、解と係数の関係より

$$ \begin{aligned} \alpha + \beta &= 9 \\ \alpha \beta &= 10 - k \end{aligned} $$

2点 $\mathrm{P}, \mathrm{Q}$ は直線 $y = 3x + k$ 上にあるため、その座標は $(\alpha, 3\alpha + k), (\beta, 3\beta + k)$ と表せる。 線分 $\mathrm{PQ}$ の長さの2乗は

$$ \begin{aligned} \mathrm{PQ}^2 &= (\beta - \alpha)^2 + \{(3\beta + k) - (3\alpha + k)\}^2 \\ &= (\beta - \alpha)^2 + 9(\beta - \alpha)^2 \\ &= 10(\beta - \alpha)^2 \end{aligned} $$

ここで

$$ \begin{aligned} (\beta - \alpha)^2 &= (\alpha + \beta)^2 - 4\alpha \beta \\ &= 9^2 - 4(10 - k) \\ &= 41 + 4k \end{aligned} $$

であるから

$$ \mathrm{PQ}^2 = 10(41 + 4k) $$

条件より $\mathrm{PQ} = 5\sqrt{10}$ であるから、$\mathrm{PQ}^2 = 250$ となる。

$$ 10(41 + 4k) = 250 $$

$$ 41 + 4k = 25 $$

$$ 4k = -16 $$

$$ k = -4 $$

これは条件②を満たす。

解法2

放物線と直線の交点の $x$ 座標は、2次方程式 $x^2 - 9x + 10 - k = 0$ の解である。 異なる2点で交わることから、判別式 $D = 41 + 4k > 0$ である。

解の公式より、交点の $x$ 座標 $\alpha, \beta$ ($\alpha < \beta$) の差は

$$ \beta - \alpha = \frac{-(-9) + \sqrt{D}}{2} - \frac{-(-9) - \sqrt{D}}{2} = \sqrt{D} = \sqrt{41 + 4k} $$

2点 $\mathrm{P}, \mathrm{Q}$ は傾き $3$ の直線 $y = 3x + k$ 上にある。直線の傾きから、水平方向の距離が $1$ のとき斜め方向の距離は $\sqrt{1^2 + 3^2} = \sqrt{10}$ となる。 したがって、2点 $\mathrm{P}, \mathrm{Q}$ 間の距離は、$x$ 座標の差の $\sqrt{10}$ 倍であるから

$$ \mathrm{PQ} = \sqrt{10}(\beta - \alpha) = \sqrt{10}\sqrt{41 + 4k} $$

条件より $\mathrm{PQ} = 5\sqrt{10}$ であるから

$$ \sqrt{10}\sqrt{41 + 4k} = 5\sqrt{10} $$

$$ \sqrt{41 + 4k} = 5 $$

両辺を2乗して

$$ 41 + 4k = 25 $$

$$ 4k = -16 $$

$$ k = -4 $$

このとき、判別式 $D = 25 > 0$ を満たすため適する。

解説

2次関数と直線の交点に関する典型問題である。交点の座標を直接求めようとすると根号が含まれ計算が煩雑になるため、解と係数の関係を利用するか、解の公式の差の部分のみを取り出す工夫が必要である。 また、傾き $m$ の直線上の2点間の距離が、その $x$ 座標の差を $d$ としたとき $d\sqrt{1 + m^2}$ で表されることは、計算量削減に直結するため必ず押さえておきたい。交点をもつための条件(判別式 $D > 0$)の確認も忘れるべきではない。

答え

$k = -4$

認証状態を確認しています...
MathGrAIl
使い方 マイページ

大学入試数学を、1問ずつ深く解く。

大学別演習と分野別基礎問題演習に対応。解説閲覧とAI質問で効率よく学べます。

今日の一問
基礎問題集から毎日1問を出題します
-
読み込み中...
今日の一問を準備しています...

読み込み中...

科目を選択してください

トピックを選ぶと問題一覧を表示します。

読み込み中...

演習条件を選択してください

大学・文理を選ぶと、年度ごとの問題一覧を表示します。

年度・問題を読み込み中...
- - - -
年度一覧から解きたい問題を選択してください。
答案画像を提出すると、AIが採点して改善点を返します。最大3枚まで追加できます。
クリックまたはドラッグ&ドロップで答案画像を選択(最大3枚)
この問題について質問してください。