基礎問題集
数学1 二次関数「二次関数」の問題25 解説
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解説
方針・初手
放物線の移動操作(対称移動、平行移動)を数式上で順番に実行し、得られた式と与えられた式を係数比較する。あるいは、移動後の放物線に対して逆の移動操作を行い、元の式と比較する。
解法1
放物線 $y = x^2 + ax + b$ を原点に関して対称移動する。式における $x$ を $-x$ に、$y$ を $-y$ に置き換えると、
$$ -y = (-x)^2 + a(-x) + b $$
すなわち、
$$ y = -x^2 + ax - b $$
となる。次に、この放物線を $y$ 軸方向に $8$ だけ平行移動する。右辺に $8$ を加える(あるいは $y$ を $y - 8$ に置き換える)と、
$$ y = -x^2 + ax - b + 8 $$
となる。これが放物線 $y = -x^2 + 7x + 5$ に一致するので、各項の係数を比較して、
$$ a = 7 $$
$$ -b + 8 = 5 $$
第2式より $b = 3$ となる。
解法2
移動後の放物線 $y = -x^2 + 7x + 5$ に対して、問題文で指定された移動の逆の操作を行い、元の式を求める。
まず、「$y$ 軸方向に $8$ だけ平行移動した」操作の逆として、放物線 $y = -x^2 + 7x + 5$ を $y$ 軸方向に $-8$ だけ平行移動する。
$$ y = -x^2 + 7x + 5 - 8 $$
$$ y = -x^2 + 7x - 3 $$
次に、「原点に関して対称移動した」操作の逆を行う。原点に関する対称移動の逆操作は、再び原点に関して対称移動することである。$x$ を $-x$ に、$y$ を $-y$ に置き換えると、
$$ -y = -(-x)^2 + 7(-x) - 3 $$
$$ y = x^2 + 7x + 3 $$
これが元の放物線 $y = x^2 + ax + b$ と一致する。係数を比較して、
$$ a = 7 $$
$$ b = 3 $$
解説
図形の対称移動や平行移動は、式における変数の置き換えによって処理するのが定石である。原点に関する対称移動は $x \to -x$、$y \to -y$ の置き換え、特定の方向への平行移動はその移動量に応じた引き算($y$ 軸方向に $q$ ならば $y \to y - q$)で実行できる。
本問のように移動後の式が具体的な数値で与えられている場合は、解法2のように移動後の式から「逆算」して元に戻す方針をとると、未知数 $a, b$ を含む式の変形を避けられるため、計算ミスを防ぎやすい。
答え
$a = 7$
$b = 3$