基礎問題集
数学2 微分法「最大最小・解の個数」の問題11 解説
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解説
方針・初手
$f(x)=x^3-3x^2$ の最小値を求めるには、$x\geqq 0$ における増減を調べればよい。
そのために、まず微分して導関数 $f'(x)$ の符号を調べる。
解法1
$$ f(x)=x^3-3x^2 $$
を微分すると、
$$ f'(x)=3x^2-6x=3x(x-2) $$
である。
ここで、$x\geqq 0$ の範囲で $f'(x)$ の符号を調べる。
**(i)**
$0\leqq x<2$ のとき
このとき $x\geqq 0$, $x-2<0$ であるから、
$$ f'(x)=3x(x-2)\leqq 0 $$
となる。したがって、$f(x)$ は $0\leqq x<2$ で減少する。
**(ii)**
$x>2$ のとき
このとき $x>0$, $x-2>0$ であるから、
$$ f'(x)=3x(x-2)>0 $$
となる。したがって、$f(x)$ は $x>2$ で増加する。
よって、$x=2$ で最小値をとる。
実際に値を求めると、
$$ f(2)=2^3-3\cdot 2^2=8-12=-4 $$
したがって、$x\geqq 0$ における $f(x)$ の最小値は $-4$ である。
解説
最小値・最大値の問題では、導関数の符号を調べて関数の増減を判断するのが基本である。
この問題では定義域が $x\geqq 0$ に制限されているので、その範囲だけで $f'(x)=3x(x-2)$ の符号を見れば十分である。$x=2$ を境に減少から増加へ変わるので、そこで最小値をとる。
答え
最小値は
$$ -4 $$
である。