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数学2 複素数と方程式「複素数」の問題8 解説

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数学2複素数と方程式複素数問題8
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数学2 複素数と方程式 複素数 問題8の問題画像
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解説

方針・初手

$\alpha=1+\sqrt{3}i$ と $\alpha+2=3+\sqrt{3}i$ を極形式で表すと、累乗と割り算が一気に処理できる。

解法1

まず、$\alpha$ の絶対値と偏角を求める。

$$ |\alpha|=\sqrt{1^2+(\sqrt{3})^2}=\sqrt{4}=2 $$

また、

$$ \tan \theta=\frac{\sqrt{3}}{1}=\sqrt{3} $$

より、$\alpha$ は第1象限にあるので

$$ \theta=\frac{\pi}{3} $$

したがって、

$$ \alpha=2\left(\cos \frac{\pi}{3}+i\sin \frac{\pi}{3}\right) $$

である。

次に、$\alpha+2$ を考える。

$$ \alpha+2=3+\sqrt{3}i $$

その絶対値は

$$ |\alpha+2|=\sqrt{3^2+(\sqrt{3})^2}=\sqrt{12}=2\sqrt{3} $$

また、

$$ \tan \phi=\frac{\sqrt{3}}{3}=\frac{1}{\sqrt{3}} $$

より、$\alpha+2$ は第1象限にあるので

$$ \phi=\frac{\pi}{6} $$

よって、

$$ \alpha+2=2\sqrt{3}\left(\cos \frac{\pi}{6}+i\sin \frac{\pi}{6}\right) $$

となる。

これを用いると、

$$ (\alpha+2)^6=(2\sqrt{3})^6 \left(\cos \pi+i\sin \pi\right) $$

であるから、

$$ (\alpha+2)^6=(2^6 \cdot 3^3)(-1)=-64 \cdot 27=-1728 $$

また、

$$ \alpha^3=2^3\left(\cos \pi+i\sin \pi\right)=-8 $$

したがって、

$$ \frac{(\alpha+2)^6}{\alpha^3} =\frac{-1728}{-8} =216 $$

解説

複素数の累乗や商は、極形式に直すのが定石である。直交形式のまま展開すると計算が重くなるが、極形式なら絶対値は累乗し、偏角は掛け算・引き算になるので処理が非常に簡単になる。

答え

$216$

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