基礎問題集
数学2 複素数と方程式「高次方程式」の問題3 解説
数学2の複素数と方程式「高次方程式」にある問題3の基礎問題と解説ページです。問題と保存済み解説を公開し、ログイン後はAI質問と学習履歴も利用できます。
MathGrAIl の基礎問題集にある公開問題ページです。ログイン前でも問題と保存済み解説を確認でき、ログイン後はAI質問と学習履歴の保存を利用できます。
- 基礎問題の問題画像と保存済み解説を公開
- ログイン後にAI質問で復習
- ログイン後に学習履歴を保存
解説
方針・初手
2つの方程式が共通解をもつので、その共通解を $a$ とおく。
すると $a$ は ①, ② の両方を満たすから、②から $p$ を $a$ で表し、それを①に代入すれば $a$ が求まる。
解法1
①, ② の共通解を $a$ とする。
すると
$$ a^3+pa+2=0 $$
および
$$ 3a^2+p=0 $$
が成り立つ。
②より
$$ p=-3a^2 $$
である。これを①に代入すると
$$ a^3+(-3a^2)a+2=0 $$
すなわち
$$ a^3-3a^3+2=0 $$
より
$$ -2a^3+2=0 $$
となる。したがって
$$ a^3=1 $$
である。
実数の範囲では
$$ a=1 $$
だから、
$$ p=-3a^2=-3 $$
を得る。
次に、このとき ①, ② を解く。
①を解く
$p=-3$ を①に代入すると
$$ x^3-3x+2=0 $$
となる。
$x=1$ を代入すると確かに成り立つので、$(x-1)$ を因数にもつ。実際に因数分解すると
$$ x^3-3x+2=(x-1)(x^2+x-2) $$
さらに
$$ x^2+x-2=(x+2)(x-1) $$
より
$$ x^3-3x+2=(x-1)^2(x+2) $$
したがって、①の解は
$$ x=1,\ -2 $$
である。ただし $x=1$ は重解である。
②を解く
$p=-3$ を②に代入すると
$$ 3x^2-3=0 $$
すなわち
$$ x^2-1=0 $$
であるから
$$ x=\pm 1 $$
となる。
解説
共通解をもつ問題では、共通解を文字でおいて両方の式を同時に使うのが基本である。
この問題では、②が $p$ について一次式なので、まず $p=-3a^2$ として①へ代入するのが最も自然である。すると $a^3=1$ まで一気に落ちる。
その後は $p=-3$ を元の方程式に戻して、それぞれを普通に解けばよい。
答え
**(1)**
$$ p=-3 $$
**(2)**
①は
$$ x=1,\ -2 $$
ただし $x=1$ は重解である。
②は
$$ x=\pm 1 $$