基礎問題集

数学2 三角関数「三角関数」の問題54 解説

数学2の三角関数「三角関数」にある問題54の基礎問題と解説ページです。問題と保存済み解説を公開し、ログイン後はAI質問と学習履歴も利用できます。

MathGrAIl の基礎問題集にある公開問題ページです。ログイン前でも問題と保存済み解説を確認でき、ログイン後はAI質問と学習履歴の保存を利用できます。

数学2三角関数三角関数問題54
  • 基礎問題の問題画像と保存済み解説を公開
  • ログイン後にAI質問で復習
  • ログイン後に学習履歴を保存
数学2 三角関数 三角関数 問題54の問題画像
問題画像のプレビュー

解説

方針・初手

$(1)$ は $\sin x-\cos x$ を1つの三角関数にまとめると、符号判定がしやすい。

$(2)$ は両辺が絶対値でともに非負なので、2乗して同値変形できる。

$(3)$ は左辺が常に非負であることに注意すると、まず $\cos x\geqq 0$ が必要である。そのうえで2乗して処理する。

解法1

$(1)\ \sin x\leqq \cos x$

左辺を移項すると

$$ \sin x-\cos x\leqq 0 $$

である。ここで

$$ \sin x-\cos x=\sqrt{2}\sin\left(x-\frac{\pi}{4}\right) $$

より、

$$ \sin\left(x-\frac{\pi}{4}\right)\leqq 0 $$

を解けばよい。

$0\leqq x<2\pi$ だから

$$ -\frac{\pi}{4}\leqq x-\frac{\pi}{4}<\frac{7\pi}{4} $$

である。この範囲で $\sin \theta\leqq 0$ となるのは

$$ -\frac{\pi}{4}\leqq \theta\leqq 0,\quad \pi\leqq \theta<\frac{7\pi}{4} $$

であるから、

$$ -\frac{\pi}{4}\leqq x-\frac{\pi}{4}\leqq 0 $$

または

$$ \pi\leqq x-\frac{\pi}{4}<\frac{7\pi}{4} $$

となる。したがって

$$ 0\leqq x\leqq \frac{\pi}{4},\quad \frac{5\pi}{4}\leqq x<2\pi $$

である。

$(2)\ |\sin x|\leqq |\cos x|$

両辺とも非負なので、2乗して同値である。よって

$$ \sin^2x\leqq \cos^2x $$

すなわち

$$ \cos^2x-\sin^2x\geqq 0 $$

となるから、

$$ \cos 2x\geqq 0 $$

を解けばよい。

$0\leqq x<2\pi$ より $0\leqq 2x<4\pi$ である。この範囲で $\cos 2x\geqq 0$ となるのは

$$ 0\leqq 2x\leqq \frac{\pi}{2},\quad \frac{3\pi}{2}\leqq 2x\leqq \frac{5\pi}{2},\quad \frac{7\pi}{2}\leqq 2x<4\pi $$

である。これを $2$ で割ると

$$ 0\leqq x\leqq \frac{\pi}{4},\quad \frac{3\pi}{4}\leqq x\leqq \frac{5\pi}{4},\quad \frac{7\pi}{4}\leqq x<2\pi $$

を得る。

$(3)\ |\sin x|\leqq \cos x$

左辺は常に $0$ 以上なので、この不等式が成り立つためにはまず

$$ \cos x\geqq 0 $$

でなければならない。

この条件のもとでは両辺とも非負だから、2乗して同値である。よって

$$ \sin^2x\leqq \cos^2x $$

すなわち

$$ \cos 2x\geqq 0 $$

を満たす必要がある。

したがって、$(3)$ の解は

を同時に満たす $x$ である。

まず $\cos x\geqq 0$ より

$$ 0\leqq x\leqq \frac{\pi}{2},\quad \frac{3\pi}{2}\leqq x<2\pi $$

である。

一方、$(2)$ より $\cos 2x\geqq 0$ の解は

$$ 0\leqq x\leqq \frac{\pi}{4},\quad \frac{3\pi}{4}\leqq x\leqq \frac{5\pi}{4},\quad \frac{7\pi}{4}\leqq x<2\pi $$

であった。

これらの共通部分をとると

$$ 0\leqq x\leqq \frac{\pi}{4},\quad \frac{7\pi}{4}\leqq x<2\pi $$

となる。

解説

$(1)$ は加法定理を用いて $\sin x-\cos x$ を $\sqrt{2}\sin\left(x-\frac{\pi}{4}\right)$ とまとめるのが基本である。

$(2)$ は絶対値があるため、2乗して $\cos 2x\geqq 0$ に帰着するのが最短である。

$(3)$ は $(2)$ と似ているが、右辺に絶対値がないため、そのまま2乗すると不適切になる場合がある。まず $\cos x\geqq 0$ が必要であることを確認してから2乗するのが重要である。

答え

**(1)**

$$ 0\leqq x\leqq \frac{\pi}{4},\quad \frac{5\pi}{4}\leqq x<2\pi $$

**(2)**

$$ 0\leqq x\leqq \frac{\pi}{4},\quad \frac{3\pi}{4}\leqq x\leqq \frac{5\pi}{4},\quad \frac{7\pi}{4}\leqq x<2\pi $$

**(3)**

$$ 0\leqq x\leqq \frac{\pi}{4},\quad \frac{7\pi}{4}\leqq x<2\pi $$

認証状態を確認しています...
MathGrAIl
使い方 マイページ

大学入試数学を、1問ずつ深く解く。

大学別演習と分野別基礎問題演習に対応。解説閲覧とAI質問で効率よく学べます。

今日の一問
基礎問題集から毎日1問を出題します
-
読み込み中...
今日の一問を準備しています...

読み込み中...

科目を選択してください

トピックを選ぶと問題一覧を表示します。

読み込み中...

演習条件を選択してください

大学・文理を選ぶと、年度ごとの問題一覧を表示します。

年度・問題を読み込み中...
- - - -
年度一覧から解きたい問題を選択してください。
答案画像を提出すると、AIが採点して改善点を返します。最大3枚まで追加できます。
クリックまたはドラッグ&ドロップで答案画像を選択(最大3枚)
この問題について質問してください。