基礎問題集
数学2 三角関数「三角関数」の問題98 解説
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解説
方針・初手
各角 $1,2,3,4$ はラジアンとみなし,それぞれが単位円のどの象限にあるかを調べる。
そのうえで,$\sin x$ は
$$ 0<x<\pi \text{ では正},\qquad \pi<x<2\pi \text{ では負} $$
であること,また
$$ 0<x<\frac{\pi}{2} \text{ で増加},\qquad \frac{\pi}{2}<x<\pi \text{ で減少} $$
であることを用いて大小を比較する。
解法1
まず,各数の位置関係を確認する。
$$ 0<1<\frac{\pi}{2}<2<3<\pi<4<\frac{3\pi}{2} $$
したがって,
- $\sin 1,\sin 2,\sin 3$ はいずれも正
- $\sin 4$ は負
である。
よって,負となるものは $\sin 4$ である。
次に,正となる $\sin 1,\sin 2,\sin 3$ の大小を比べる。
$1<\dfrac{\pi}{2}<2$ であり,$\sin x$ は $\dfrac{\pi}{2}$ に近いほど大きいので,
$$ \sin 2>\sin 1 $$
また,$\dfrac{\pi}{2}<2<3<\pi$ で,$\sin x$ は $\left(\dfrac{\pi}{2},\pi\right)$ で減少するから,
$$ \sin 2>\sin 3 $$
さらに,数値的にも
$$ \sin 1\approx 0.84,\qquad \sin 3\approx 0.14 $$
より,
$$ \sin 1>\sin 3 $$
である。
したがって,正となるものの最小値は $\sin 3$,最大値は $\sin 2$ である。
解説
この問題は値を直接計算するより,単位円上での位置と $\sin x$ の増減を使うのが本筋である。
特に,
- 符号判定は象限で決まる
- 大小比較は $\sin x$ の増減で決まる
という二段階で処理すると速い。
答え
負となるものは $\sin 4$ である。
正となるものの最小値は $\sin 3$,最大値は $\sin 2$ である。