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数学2 三角関数「三角関数・最大最小」の問題1 解説

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数学2 三角関数 三角関数・最大最小 問題1の問題画像
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解説

方針・初手

$\sin \theta \cos \theta$ が含まれているので,$2\theta$ の式に直すのが自然である。

$\cos^2 \theta,\ \sin^2 \theta,\ \sin \theta \cos \theta$ をそれぞれ $\cos 2\theta,\ \sin 2\theta$ で表し,三角関数の合成によって最大値・最小値を調べる。

解法1

与式 $f(\theta)=2\cos^2\theta-\sqrt{3}\sin\theta\cos\theta+\sin^2\theta$ に対して,

$$ \cos^2\theta=\frac{1+\cos2\theta}{2},\qquad \sin^2\theta=\frac{1-\cos2\theta}{2},\qquad \sin\theta\cos\theta=\frac{\sin2\theta}{2} $$

であるから,

$$ \begin{aligned} f(\theta) &=2\cdot \frac{1+\cos2\theta}{2} -\sqrt{3}\cdot \frac{\sin2\theta}{2} +\frac{1-\cos2\theta}{2} \\ &=\frac{3+\cos2\theta}{2}-\frac{\sqrt{3}}{2}\sin2\theta \\ &=\frac{3}{2}+\frac{1}{2}\left(\cos2\theta-\sqrt{3}\sin2\theta\right) \end{aligned} $$

ここで,

$$ \cos x-\sqrt{3}\sin x=2\cos(x+60^\circ) $$

であるから,

$$ f(\theta)=\frac{3}{2}+\cos(2\theta+60^\circ) $$

となる。

次に,$0^\circ\leqq \theta\leqq 90^\circ$ より,

$$ 0^\circ\leqq 2\theta\leqq 180^\circ $$

したがって,

$$ 60^\circ\leqq 2\theta+60^\circ\leqq 240^\circ $$

である。

よって,$\cos(2\theta+60^\circ)$ の取りうる値をこの範囲で考える。

(i) 最大値

区間 $60^\circ\leqq x\leqq 240^\circ$ において,$\cos x$ の最大値は $x=60^\circ$ のときの

$$ \cos 60^\circ=\frac{1}{2} $$

である。

したがって,

$$ f(\theta)=\frac{3}{2}+\frac{1}{2}=2 $$

となる。このとき

$$ 2\theta+60^\circ=60^\circ $$

より,

$$ \theta=0^\circ $$

である。

(ii) 最小値

同じ区間で,$\cos x$ の最小値は $x=180^\circ$ のときの

$$ \cos 180^\circ=-1 $$

である。

したがって,

$$ f(\theta)=\frac{3}{2}-1=\frac{1}{2} $$

となる。このとき

$$ 2\theta+60^\circ=180^\circ $$

より,

$$ 2\theta=120^\circ,\qquad \theta=60^\circ $$

である。

解説

この問題の要点は,$\cos^2\theta,\ \sin^2\theta,\ \sin\theta\cos\theta$ が混在している式を $2\theta$ の一次式に直すことである。

$f(\theta)$ を $\dfrac{3}{2}+\cos(2\theta+60^\circ)$ の形にできれば,あとは角の範囲 $60^\circ\leqq 2\theta+60^\circ\leqq 240^\circ$ で $\cos$ の最大・最小を読むだけで済む。

答え

最大値は $2$,そのとき $\theta=0^\circ$ である。

最小値は $\dfrac{1}{2}$,そのとき $\theta=60^\circ$ である。

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