基礎問題集
数学2 式と証明「二項定理」の問題2 解説
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解説
方針・初手
二項定理で一般項を出し、$x$ の指数が $0$ になる項を探せばよい。 定数項は、展開後の各項に含まれる $x$ の指数が $0$ である項である。
解法1
$$ \left(x^2-\frac{1}{2x^3}\right)^5 $$
の展開における一般項を、$r+1$ 項目として書くと
$$ {}_{5}\mathrm{C}_{r}(x^2)^{5-r}\left(-\frac{1}{2x^3}\right)^r \qquad (r=0,1,2,3,4,5) $$
である。
これを整理すると
$$ {}_{5}\mathrm{C}_{r}(-1)^r\frac{1}{2^r}x^{2(5-r)-3r} = {}_{5}\mathrm{C}_{r}(-1)^r\frac{1}{2^r}x^{10-5r} $$
となる。
定数項となるためには、$x$ の指数が $0$ になればよいから
$$ 10-5r=0 $$
より
$$ r=2 $$
である。
したがって定数項は、$r=2$ のときの項であり
$$ \begin{aligned} {}_{5}\mathrm{C}_{2}(x^2)^3\left(-\frac{1}{2x^3}\right)^2 &= {}_{5}\mathrm{C}_{2}\cdot \frac{1}{4}\\ &= 10\cdot \frac{1}{4}\\ &= \frac{5}{2} \end{aligned} $$
となる。
解説
定数項を求める問題では、展開を全部書き下す必要はない。 二項定理で一般項を作り、文字の指数だけを見て条件を立てるのが基本である。
この問題では $x^2$ と $x^{-3}$ を掛け合わせるので、一般項の $x$ の指数は $10-5r$ となる。これを $0$ にすれば定数項が一意に決まる。
答え
定数項は
$$ \frac{5}{2} $$
である。