基礎問題集
数学2 式と証明「恒等式」の問題10 解説
数学2の式と証明「恒等式」にある問題10の基礎問題と解説ページです。問題と保存済み解説を公開し、ログイン後はAI質問と学習履歴も利用できます。
MathGrAIl の基礎問題集にある公開問題ページです。ログイン前でも問題と保存済み解説を確認でき、ログイン後はAI質問と学習履歴の保存を利用できます。
- 基礎問題の問題画像と保存済み解説を公開
- ログイン後にAI質問で復習
- ログイン後に学習履歴を保存
解説
方針・初手
条件 $x+y=2$ より、$y$ を $x$ で表して与式に代入し、$x$ の恒等式として考えるのが自然である。
「$x+y=2$ を満たすすべての $x,y$ に対して成り立つ」とあるので、代入後に得られる $x$ の多項式は恒等的に $0$ でなければならない。
解法1
$x+y=2$ より
$$ y=2-x $$
である。これを
$$ ax^2+bx+cy^2=1 $$
に代入すると、
$$ ax^2+bx+c(2-x)^2=1 $$
となる。右辺へ移項して整理すると、
$$ ax^2+bx+c(x^2-4x+4)-1=0 $$
すなわち
$$ (a+c)x^2+(b-4c)x+(4c-1)=0 $$
を得る。
これはすべての $x$ に対して成り立つ恒等式であるから、各係数はそれぞれ $0$ でなければならない。したがって、
$$ \begin{cases} a+c=0\\ b-4c=0\\ 4c-1=0 \end{cases} $$
となる。
下から順に解くと、
$$ c=\frac14 $$
であり、これを用いて
$$ b=4c=1,\qquad a=-c=-\frac14 $$
となる。
解説
この問題の要点は、「条件を満たすすべての $x,y$ に対して成り立つ」という部分を、恒等式の条件として読むことである。
$x+y=2$ という一次の条件があるので、$y=2-x$ として1変数に落とせば、多項式の係数比較で一気に決まる。特定の値を代入して連立方程式を作ることもできるが、恒等式として処理するのが最も標準的である。
答え
$$ a=-\frac14,\qquad b=1,\qquad c=\frac14 $$