基礎問題集
数学2 図形と式「円」の問題4 解説
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解説
方針・初手
円の方程式を
$$ x^2+y^2+lx+my+n=0 $$
とおき,3点 $(0,0),(1,1),(\alpha,\alpha+1)$ を代入して係数 $l,m,n$ を求める。
その後,中心と半径の公式を用いて,半径が $\sqrt{5}$ となる条件から $\alpha$ を決定する。
解法1
円 $C$ の方程式を
$$ x^2+y^2+lx+my+n=0 $$
とおく。
まず,$(0,0)$ を通るから,
$$ n=0 $$
である。
次に,$(1,1)$ を通るので,
$$ 1^2+1^2+l+m=0 $$
すなわち,
$$ l+m=-2 $$
を得る。
さらに,$(\alpha,\alpha+1)$ を通るので,
$$ \alpha^2+(\alpha+1)^2+l\alpha+m(\alpha+1)=0 $$
である。これを整理すると,
$$ 2\alpha^2+2\alpha+1+\alpha l+\alpha m+m=0 $$
となる。ここで $l+m=-2$ を用いると,
$$ 2\alpha^2+2\alpha+1+\alpha(-2)+m=0 $$
すなわち,
$$ 2\alpha^2+1+m=0 $$
だから,
$$ m=-2\alpha^2-1 $$
である。よって,
$$ l=-2-m=-2-(-2\alpha^2-1)=2\alpha^2-1 $$
となる。
したがって,円 $C$ の方程式は
$$ x^2+y^2+(2\alpha^2-1)x-(2\alpha^2+1)y=0 $$
である。
次に,この円の中心を求める。一般に
$$ x^2+y^2+lx+my+n=0 $$
の中心は
$$ \left(-\frac l2,-\frac m2\right) $$
であるから,円 $C$ の中心は
$$ \left(\frac{1-2\alpha^2}{2},\frac{2\alpha^2+1}{2}\right) $$
である。
次に,半径を求めるために,この円の方程式
$$ x^2+y^2+(2\alpha^2-1)x-(2\alpha^2+1)y=0 $$
を平方完成すると,
$$ \begin{aligned} \left(x+\frac{2\alpha^2-1}{2}\right)^2+\left(y-\frac{2\alpha^2+1}{2}\right)^2 &=\frac{(2\alpha^2-1)^2+(2\alpha^2+1)^2}{4} \\ &=\frac{8\alpha^4+2}{4} \\ &=2\alpha^4+\frac12 \end{aligned} $$
となる。したがって,
$$ r^2=2\alpha^4+\frac12 $$
である。
ここで半径が $\sqrt{5}$ であるから,
$$ 2\alpha^4+\frac12=5 $$
よって,
$$ 2\alpha^4=\frac92 $$
すなわち,
$$ \alpha^4=\frac94 $$
となるので,
$$ \alpha=\pm\sqrt{\frac32} $$
である。
このとき
$$ \alpha^2=\frac32 $$
だから,中心は
$$ \left(\frac{1-2\cdot\frac32}{2},\frac{2\cdot\frac32+1}{2}\right) =\left(-1,2\right) $$
となる。
解説
円の方程式を一般形でおき,通る点を順に代入するのが基本である。
この問題では,$(0,0)$ を通るので定数項がすぐに $0$ と決まり,計算がかなり軽くなる。あとは中心を求めて平方完成すれば,半径条件も素直に処理できる。
答え
**(1)**
円 $C$ の方程式は
$$ x^2+y^2+(2\alpha^2-1)x-(2\alpha^2+1)y=0 $$
である。
**(2)**
半径が $\sqrt{5}$ となるのは
$$ \alpha=\pm\sqrt{\frac32} $$
のときであり,そのとき円 $C$ の中心は
$$ (-1,2) $$
である。