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数学2 図形と式「距離」の問題6 解説

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数学2図形と式距離問題6
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数学2 図形と式 距離 問題6の問題画像
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解説

方針・初手

点 $P$ は直線 $BQ$ 上にあり,しかも $QP=\sqrt{2}$ であるから,まず直線 $BQ$ の方向ベクトルを用いて $P$ の座標を表す。

さらに (2) では $AP=QP$ となるので,点 $P$ は $AQ$ の垂直二等分線上にもある。この条件を使うと計算が整理しやすい。

解法1

直線 $BQ$ の方向ベクトルは

$$ \overrightarrow{BQ}=(1,a) $$

であり,その長さは

$$ |\overrightarrow{BQ}|=\sqrt{1+a^2} $$

である。

したがって,$Q$ から $BQ$ 方向へ長さ $\sqrt{2}$ だけ進んだ点が $P$ であるから,

$$ \overrightarrow{QP} =\frac{\sqrt{2}}{\sqrt{1+a^2}}(1,a) $$

となる。よって

$$ \begin{aligned} P &= Q+\overrightarrow{QP}\\ &= \left(0,a\right)+\frac{\sqrt{2}}{\sqrt{1+a^2}}(1,a) \end{aligned} $$

より,

$$ p_1=\frac{\sqrt{2}}{\sqrt{1+a^2}}, \qquad p_2=a+\frac{\sqrt{2}a}{\sqrt{1+a^2}} $$

である。

次に (2) を考える。

$AP=\sqrt{2}$ かつ $QP=\sqrt{2}$ であるから,

$$ AP=QP $$

である。したがって点 $P$ は線分 $AQ$ の垂直二等分線上にある。

$A(0,1)$,$Q(0,a)$ はともに $y$ 軸上にあるので,線分 $AQ$ の垂直二等分線は

$$ y=\frac{1+a}{2} $$

である。よって

$$ p_2=\frac{1+a}{2} $$

である。

一方,(1) より

$$ p_2=a+\frac{\sqrt{2}a}{\sqrt{1+a^2}} $$

であるから,

$$ a+\frac{\sqrt{2}a}{\sqrt{1+a^2}}=\frac{1+a}{2} $$

すなわち

$$ \frac{\sqrt{2}a}{\sqrt{1+a^2}}=\frac{1-a}{2} $$

を得る。両辺を2乗すると,

$$ \frac{2a^2}{1+a^2}=\frac{(1-a)^2}{4} $$

よって

$$ 8a^2=(1-a)^2(1+a^2) $$

である。整理すると

$$ a^4-2a^3-6a^2-2a+1=0 $$

となり,これは

$$ (a+1)^2(a^2-4a+1)=0 $$

と因数分解できる。したがって

$$ a=2\pm\sqrt{3} $$

であるが,$0<a<1$ より

$$ a=2-\sqrt{3} $$

である。

最後に (3) を考える。

$\angle ABQ$ は,直線 $BA$ と直線 $BQ$ のなす角である。

直線 $BA$ の傾きは

$$ \frac{1-0}{0-(-1)}=1 $$

であるから,$x$ 軸となす角は $45^\circ$ である。

また,直線 $BQ$ の傾きは $a$ であり,(2) より

$$ a=2-\sqrt{3} $$

である。ここで

$$ \tan 15^\circ=2-\sqrt{3} $$

より,直線 $BQ$ の $x$ 軸となす角は $15^\circ$ である。

したがって

$$ \angle ABQ=45^\circ-15^\circ=30^\circ $$

である。

解説

(1) は直線上の点の表し方をそのまま使う問題である。方向ベクトル $(1,a)$ を長さ $\sqrt{2}$ に調整して $Q$ に足せばよい。

(2) の本質は,$AP=QP$ から「点 $P$ は $AQ$ の垂直二等分線上にある」と見ることである。距離の式を直接立てても解けるが,垂直二等分線を使うと見通しがよい。

(3) では $a=2-\sqrt{3}$ を見て $\tan 15^\circ$ を連想できるかがポイントである。

答え

**(1)**

$$ p_1=\frac{\sqrt{2}}{\sqrt{1+a^2}}, \qquad p_2=a+\frac{\sqrt{2}a}{\sqrt{1+a^2}} $$

**(2)**

$$ a=2-\sqrt{3} $$

**(3)**

$$ \angle ABQ=30^\circ $$

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