基礎問題集
数学3 微分法「微分の基本」の問題5 解説
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解説
方針・初手
$x,y$ がともに媒介変数 $\theta$ で与えられているので、まず $\theta$ で微分し、
$$ \frac{dy}{dx}=\frac{\frac{dy}{d\theta}}{\frac{dx}{d\theta}} $$
を用いる。
解法1
与えられた式は
$$ x=a\theta-b\sin\theta,\qquad y=a-b\cos\theta $$
である。
これらを $\theta$ で微分すると、
$$ \frac{dx}{d\theta}=a-b\cos\theta $$
$$ \frac{dy}{d\theta}=b\sin\theta $$
となる。
したがって、媒介変数表示の微分公式より
$$ \frac{dy}{dx} =\frac{\frac{dy}{d\theta}}{\frac{dx}{d\theta}} =\frac{b\sin\theta}{a-b\cos\theta} $$
である。
ここで $a>b>0$ より
$$ a-b\cos\theta \ge a-b>0 $$
であるから、分母は常に $0$ にならず、この式はすべての $\theta$ で意味をもつ。
解説
媒介変数表示では、$y$ を直接 $x$ の式に直してから微分する必要はない。$\theta$ を使ってそれぞれ微分し、その比を取ればよい。
この問題では $a>b>0$ という条件により、$\dfrac{dx}{d\theta}=a-b\cos\theta$ が常に正であることも確認できる。したがって $\dfrac{dy}{dx}$ は確かに上の式で与えられる。
答え
$$ \frac{dy}{dx}=\frac{b\sin\theta}{a-b\cos\theta} $$