基礎問題集

数学3 極限「数列・極限」の問題14 解説

数学3の極限「数列・極限」にある問題14の基礎問題と解説ページです。問題と保存済み解説を公開し、ログイン後はAI質問と学習履歴も利用できます。

MathGrAIl の基礎問題集にある公開問題ページです。ログイン前でも問題と保存済み解説を確認でき、ログイン後はAI質問と学習履歴の保存を利用できます。

数学3極限数列・極限問題14
  • 基礎問題の問題画像と保存済み解説を公開
  • ログイン後にAI質問で復習
  • ログイン後に学習履歴を保存
数学3 極限 数列・極限 問題14の問題画像
問題画像のプレビュー

解説

方針・初手

与えられた関係式は、そのままでは $a_{n+1}$ と $a_n$ が二次的に絡んでいて扱いにくい。そこでまず $a_{n+1}$ について解く。

すると $\sqrt{4a_n+1}$ が自然に現れるので、

$$ b_n=\sqrt{4a_n+1} $$

とおくと、$b_{n+1}-b_n$ が一定になる。これにより $a_n$ の一般項が求まる。

解法1

(1) まず関係式

$$ (a_{n+1}-a_n)^2=2(a_{n+1}+a_n) $$

を $a_{n+1}$ について整理する。

$$ a_{n+1}^2-2(a_n+1)a_{n+1}+(a_n^2-2a_n)=0 $$

よって、二次方程式の解の公式より

$$ \begin{aligned} a_{n+1} &= a_n+1\pm \sqrt{(a_n+1)^2-(a_n^2-2a_n)} \\ a_n+1\pm \sqrt{4a_n+1} \end{aligned} $$

となる。

ここで条件 $a_{n+1}>a_n$ より、正の符号をとって

$$ a_{n+1}=a_n+1+\sqrt{4a_n+1} $$

である。

$a_1=2$ なので、

$$ a_2=2+1+\sqrt{9}=6 $$

さらに

$$ a_3=6+1+\sqrt{25}=12 $$

$$ a_4=12+1+\sqrt{49}=20 $$

したがって

$$ a_2=6,\quad a_3=12,\quad a_4=20 $$

である。

(2) ここで

$$ b_n=\sqrt{4a_n+1} $$

とおく。

すると

$$ a_{n+1}=a_n+1+\sqrt{4a_n+1} $$

より、

$$ \begin{aligned} 4a_{n+1}+1 &= 4a_n+5+4\sqrt{4a_n+1} \end{aligned} $$

であるから、

$$ \begin{aligned} 4a_{n+1}+1 &= \left(\sqrt{4a_n+1}+2\right)^2 \end{aligned} $$

となる。$b_n>0$ であるから両辺の正の平方根をとって

$$ b_{n+1}=b_n+2 $$

を得る。

よって ${b_n}$ は初項

$$ b_1=\sqrt{4a_1+1}=\sqrt{9}=3 $$

公差 $2$ の等差数列であるから、

$$ b_n=3+2(n-1)=2n+1 $$

となる。

したがって

$$ \sqrt{4a_n+1}=2n+1 $$

より、

$$ 4a_n+1=(2n+1)^2 $$

$$ 4a_n=4n^2+4n $$

$$ a_n=n^2+n=n(n+1) $$

である。

(3) (2) より

$$ a_n=n(n+1) $$

だから、

$$ \begin{aligned} \sqrt{a_{n+1}}-\sqrt{a_n} &= \sqrt{(n+1)(n+2)}-\sqrt{n(n+1)} \end{aligned} $$

これを有理化すると、

$$ \begin{aligned} \sqrt{a_{n+1}}-\sqrt{a_n} &= \frac{(n+1)(n+2)-n(n+1)}{\sqrt{(n+1)(n+2)}+\sqrt{n(n+1)}} \\ &= \frac{2(n+1)}{\sqrt{(n+1)(n+2)}+\sqrt{n(n+1)}} \\ &= \frac{2\sqrt{n+1}}{\sqrt{n+2}+\sqrt{n}} \end{aligned} $$

ここで $n\to\infty$ とすると、分子は $2\sqrt{n}$ 程度、分母も $2\sqrt{n}$ 程度であるから、

$$ \lim_{n\to\infty}\left(\sqrt{a_{n+1}}-\sqrt{a_n}\right)=1 $$

である。

解説

この問題の要点は、与えられた関係式をそのまま反復計算するのではなく、まず $a_{n+1}$ を $a_n$ で表し、その中に現れる $\sqrt{4a_n+1}$ に注目することである。

実際、

$$ 4a_{n+1}+1=\left(\sqrt{4a_n+1}+2\right)^2 $$

となるため、$\sqrt{4a_n+1}$ が等差数列になる。ここまで見抜ければ一般項は一気に求まる。

最後の極限は一般項を出してから処理するのが最も素直であり、差の形なので有理化が基本である。

答え

$$ \text{(1) }\ a_2=6,\quad a_3=12,\quad a_4=20 $$

$$ \text{(2) }\ a_n=n(n+1) $$

$$ \text{(3) }\ \lim_{n\to\infty}\left(\sqrt{a_{n+1}}-\sqrt{a_n}\right)=1 $$

認証状態を確認しています...
MathGrAIl
使い方 マイページ

大学入試数学を、1問ずつ深く解く。

大学別演習と分野別基礎問題演習に対応。解説閲覧とAI質問で効率よく学べます。

今日の一問
基礎問題集から毎日1問を出題します
-
読み込み中...
今日の一問を準備しています...

読み込み中...

科目を選択してください

トピックを選ぶと問題一覧を表示します。

読み込み中...

演習条件を選択してください

大学・文理を選ぶと、年度ごとの問題一覧を表示します。

年度・問題を読み込み中...
- - - -
年度一覧から解きたい問題を選択してください。
答案画像を提出すると、AIが採点して改善点を返します。最大3枚まで追加できます。
クリックまたはドラッグ&ドロップで答案画像を選択(最大3枚)
この問題について質問してください。