基礎問題集
数学A 場合の数「場合の数」の問題33 解説
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解説
方針・初手
各箱 $A,B,C,D$ は区別されているので、取り出された数の組 $(a,b,c,d)$ は順序つきの組として数える。
最大値に関する条件は、「各成分がどの範囲を動くか」で数えるのが基本である。また、和が $15$ になる条件は、最大和 $16$ からどれだけ不足しているかを見るとよい。
解法1
まず、$a,b,c,d$ はそれぞれ $1,2,3,4$ のいずれかである。
最大の数が $3$ 以下であるとは、$a,b,c,d$ のすべてが $1,2,3$ のいずれかであることを意味する。したがって、それぞれに $3$ 通りずつあり、
$$ 3^4=81
$$
通りである。よって、
$$ [ク]=81
$$
である。
次に、最大の数が $4$ である場合を考える。これは、少なくとも $1$ つは $4$ が出る場合である。
全体の場合の数は、それぞれ $4$ 通りずつなので、
$$ 4^4=256
$$
通りである。このうち最大の数が $3$ 以下である場合は先ほどの $81$ 通りであるから、最大の数が $4$ である場合は
$$ 4^4-3^4=256-81=175
$$
通りである。よって、
$$ [ケ]=175
$$
である。
最後に、
$$ a+b+c+d=15
$$
となる場合を数える。各数は高々 $4$ なので、和の最大値は
$$ 4+4+4+4=16
$$
である。
和が $15$ になるには、最大和 $16$ から $1$ だけ小さくなればよい。したがって、$a,b,c,d$ のうちちょうど $1$ つが $3$ で、残り $3$ つが $4$ でなければならない。
$3$ になる位置は $a,b,c,d$ の $4$ か所から選べるので、
$$ 4
$$
通りである。よって、
$$ [コ]=4
$$
である。
解法2
最大の数が $4$ である場合だけ、直接数えてもよい。
$4$ がちょうど $r$ 個出るとする。ただし $r=1,2,3,4$ である。$4$ が出る位置の選び方は ${}_{4}\mathrm{C}_{r}$ 通りであり、残りの $4-r$ 個は $1,2,3$ のいずれかだから $3^{4-r}$ 通りである。
よって、最大の数が $4$ である場合の数は
$$ {}_{4}\mathrm{C}_{1}3^3+{}_{4}\mathrm{C}_{2}3^2+{}_{4}\mathrm{C}_{3}3+{}_{4}\mathrm{C}_{4}
$$
である。これを計算すると、
$$ 4\cdot27+6\cdot9+4\cdot3+1=108+54+12+1=175
$$
となる。
したがって、
$$ [ケ]=175
$$
である。
解説
この問題では、箱 $A,B,C,D$ が区別されているため、同じ数字の並び替えでも異なる場合として数える。たとえば $(3,4,4,4)$ と $(4,3,4,4)$ は別の場合である。
最大値の条件は、補集合で数えると簡潔である。特に「最大が $4$」は「全体」から「最大が $3$ 以下」を引けばよい。
また、和が $15$ の条件は、直接すべての場合を調べるよりも、最大和 $16$ との差を見る方が速い。$16$ から $1$ だけ小さいので、$4$ のうち $1$ つだけが $3$ に下がる場合しかない。
答え
$$ [ク]=81,\qquad [ケ]=175,\qquad [コ]=4
$$