基礎問題集
数学A 場合の数「場合の数」の問題37 解説
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解説
方針・初手
同じ文字を含む順列なので、まず重複を除いた並べ方を数える。
条件付きのものは、$D$ の位置を固定するか、$ADA$ をひとまとまりとして扱うと整理しやすい。
解法1
全体では、$7$ 文字 $A,A,B,B,C,C,D$ のうち、$A,B,C$ がそれぞれ $2$ 個ずつ重複している。
したがって、並べ方の総数は
$$ \frac{7!}{2!2!2!}=630
$$
である。よって、$[ア]=630$ である。
次に、$D$ が端にくる場合を考える。$D$ を左端または右端に置く方法が $2$ 通りある。
残り $6$ か所に $A,A,B,B,C,C$ を並べる方法は
$$ \frac{6!}{2!2!2!}=90
$$
通りである。したがって、
$$ 2\cdot 90=180
$$
より、$[イ]=180$ である。
また、$D$ が端から $4$ 文字目にあるとは、$7$ 文字の中央に $D$ があるということである。このとき、残り $6$ か所に $A,A,B,B,C,C$ を並べればよいから、
$$ \frac{6!}{2!2!2!}=90
$$
である。よって、$[ウ]=90$ である。
次に、$D$ の両隣りがともに $A$ である場合を考える。このとき、$D$ の左右にある $A$ は $2$ 個とも使われるので、$ADA$ をひとまとまりとして見ることができる。
すると並べるものは
$$ ADA,\ B,\ B,\ C,\ C
$$
の $5$ 個であり、$B$ と $C$ がそれぞれ $2$ 個ずつ重複している。したがって、並べ方は
$$ \frac{5!}{2!2!}=30
$$
通りである。よって、$[エ]=30$ である。
最後に、左右どちらから読んでも同じ文字順となる並べ方を考える。これは回文である。
$7$ 文字の回文では、中央に奇数個ある文字が置かれ、それ以外の文字は左右対称に配置される。この問題では、$A,B,C$ はそれぞれ $2$ 個、$D$ は $1$ 個であるから、中央は必ず $D$ である。
残りは左右対称に
$$ A,A,\quad B,B,\quad C,C
$$
を置けばよい。左半分 $3$ 文字に $A,B,C$ を $1$ 個ずつ並べれば、右半分は自動的に決まる。
したがって、回文の個数は
$$ 3!=6
$$
通りである。よって、$[オ]=6$ である。
解説
重複を含む順列では、同じ文字の入れ替えを区別しないため、階乗を同じ文字の個数の階乗で割る。
$D$ の位置が指定される問題では、先に $D$ を固定して、残りの文字の重複順列を数えるのが基本である。
また、「$D$ の両隣りがともに $A$」という条件では、$ADA$ をひとまとまりと見ることで、通常の重複順列に帰着できる。
回文では、奇数個ある文字が中央に来る。この問題では $D$ だけが奇数個なので、中央は $D$ に確定し、左半分の並べ方だけを数えればよい。
答え
**(1)**
$$ [ア]=630,\quad [イ]=180,\quad [ウ]=90
$$
**(2)**
$$ [エ]=30
$$
**(3)**
$$ [オ]=6
$$