基礎問題集
数学A 場合の数「場合の数」の問題52 解説
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解説
方針・初手
円順列では回転して一致する座り方を同じものと見るので、全員が異なる $7$ 人の座り方は $1$ 人を固定して数える。
女子が隣り合わない条件は、先に男子を円形に並べ、その間のすき間に女子を入れる。特定の人の両隣に条件がある場合は、その人を固定して左右の席を考える。
解法1
まず、$7$ 人全員の座り方は円順列であるから、
$$ (7-1)!=6!=720
$$
である。したがって、
$$ \boxed{\text{ア}=720}
$$
である。
次に、女子が隣り合わない座り方を数える。まず男子 $4$ 人を円形に並べると、
$$ (4-1)!=3!=6
$$
通りである。
このとき、男子どうしの間のすき間は $4$ か所ある。女子 $3$ 人が隣り合わないためには、この $4$ か所のすき間のうち $3$ か所を選び、それぞれに女子を $1$ 人ずつ入れればよい。
したがって、
$$ 3!{}_{4}\mathrm{C}_{3}=6\cdot 4=24
$$
通りである。よって、女子が隣り合わない座り方は
$$ 6\cdot 24=144
$$
通りである。したがって、
$$ \boxed{\text{イ}=144}
$$
である。
次に、A の隣が共に女子である座り方を数える。A を固定して考えると、A の左右の席に女子 $3$ 人のうち $2$ 人を順に座らせる方法は
$$ {}_3P_2=3\cdot 2=6
$$
通りである。
残りの $4$ 席には、残った女子 $1$ 人と男子 $3$ 人を自由に座らせればよいので、
$$ 4!
$$
通りである。よって、
$$ 6\cdot 4!=6\cdot 24=144
$$
通りである。したがって、
$$ \boxed{\text{ウ}=144}
$$
である。
次に、C の隣が共に男子である座り方を数える。C を固定して考えると、C の左右の席には、C 以外の男子 $A,B,D$ のうち $2$ 人を順に座らせればよい。
その方法は
$$ {}_3P_2=3\cdot 2=6
$$
通りである。
残りの $4$ 席には、残った男子 $1$ 人と女子 $3$ 人を自由に座らせるので、
$$ 4!
$$
通りである。したがって、
$$ 6\cdot 4!=144
$$
通りである。よって、
$$ \boxed{\text{エ}=144}
$$
である。
最後に、G の隣に A が座らない座り方を数える。全体の座り方 $720$ 通りから、A と G が隣り合う座り方を引く。
A と G が隣り合うとき、A と G を $1$ つの組として考える。この組と残り $5$ 人、合わせて $6$ 個を円形に並べるので、
$$ (6-1)!=5!=120
$$
通りである。
また、組の中の並び方は
$$ AG,\ GA
$$
の $2$ 通りである。したがって、A と G が隣り合う座り方は
$$ 2\cdot 120=240
$$
通りである。
よって、G の隣に A が座らない座り方は
$$ 720-240=480
$$
通りである。したがって、
$$ \boxed{\text{オ}=480}
$$
である。
解説
円順列では、まず $1$ 人を固定して回転の重複を除くことが基本である。
「女子が隣り合わない」は、女子を直接並べるよりも、男子を先に円形に並べて、その間のすき間に女子を入れる方が条件を扱いやすい。
また、「A の両隣」「C の両隣」のような条件は、その人を固定すると左右の席がはっきりするため、順列として素直に数えられる。
「隣に座らない」は直接数えるよりも、全体から「隣に座る」を引く方が簡単である。隣り合う $2$ 人を $1$ つの組として扱うのが典型処理である。
答え
$$ \boxed{\text{ア}=720}
$$
$$ \boxed{\text{イ}=144}
$$
$$ \boxed{\text{ウ}=144}
$$
$$ \boxed{\text{エ}=144}
$$
$$ \boxed{\text{オ}=480}
$$