基礎問題集
数学A 場合の数「場合の数」の問題56 解説
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解説
方針・初手
7個の球はすべて色が異なるので、球は区別して数える。
また、A,B,Cのケースは名前がついているので区別する。一方、3つのグループは名前がついていないので区別しない。この違いが(2)と(3)の差である。
解法1
**(1)**
7個の球から6個を取り出す方法は
$$ {}_7 \mathrm{C}_{6}=7
$$
通りである。
取り出した6個の球を、A,B,Cのケースに2個ずつ入れる。Aに入れる2個、Bに入れる2個を選べば、残り2個はCに入るので、
$$ {}_6 \mathrm{C}_{2} \cdot {}_4 \mathrm{C}_{2} \cdot {}_2 \mathrm{C}_{2} =15\cdot 6\cdot 1 =90
$$
通りである。
したがって、求める方法の数は
$$ {}_7 \mathrm{C}_{6} \cdot {}_6 \mathrm{C}_{2} \cdot {}_4 \mathrm{C}_{2} \cdot {}_2 \mathrm{C}_{2} =7\cdot 90 =630
$$
通りである。
**(2)**
7個の球をA,B,Cの3つのケースに分ける。ただし各ケースには少なくとも1個入る。
まず、各球についてA,B,Cのどれに入れるかを自由に選ぶと、
$$ 3^7
$$
通りである。
ここから、空のケースがある場合を除く。
1つのケースが空になる場合を考える。空になるケースの選び方は3通りであり、残り2つのケースへの入れ方は
$$ 2^7
$$
通りである。よって
$$ 3\cdot 2^7
$$
通りを引く。
ただし、2つのケースが空になる場合は二重に引かれている。2つのケースが空、すなわち全ての球が1つのケースに入る場合は3通りであるから、これを足し戻す。
したがって求める方法の数は
$$ 3^7-3\cdot 2^7+3 =2187-384+3 =1806
$$
通りである。
**(3)**
7個の球を3つのグループに分ける。ただし各グループには少なくとも1個入る。グループにはA,B,Cのような名前がついていないので、グループの順序は区別しない。
(2)ではA,B,Cという名前のついた3つのケースに分けたので、同じ3つのグループでも、グループ名の付け方が
$$ 3!
$$
通りある。
したがって、(2)の答えを $3!$ で割ればよい。
$$ \begin{aligned} \frac{1806}{3!} &= \frac{1806}{6} \\ 301 \end{aligned} $$
よって、求める方法の数は301通りである。
解説
この問題の中心は、「球が区別されるか」と「入れ物やグループが区別されるか」の判定である。
7個の球はすべて色が異なるので、球は区別する。一方、A,B,Cのケースは名前がついているので区別する。したがって(1),(2)では、Aに入る場合とBに入る場合は別の方法として数える。
しかし(3)の「3つのグループ」は名前がないため、グループの並び順は区別しない。そのため、(2)で数えたものを $3!$ で割る必要がある。
特に(2)と(3)は条件が似ているが、ケースが区別されるかどうかが異なるため、答えは6倍だけ違う。
答え
**(1)**
$$ 630
$$
通り。
**(2)**
$$ 1806
$$
通り。
**(3)**
$$ 301
$$
通り。