基礎問題集
数学A 確率「確率」の問題10 解説
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解説
方針・初手
取り出す $5$ 個の中に含まれる赤球の個数を考える。赤球が奇数個である場合は $1,3,5$ 個であるが、白球は $3$ 個しかないので、赤球が $1$ 個の場合は白球が $4$ 個必要となり不可能である。
したがって、赤球が $3$ 個または $5$ 個である場合を数える。
解法1
袋の中には赤球 $6$ 個、白球 $3$ 個、合計 $9$ 個がある。この中から $5$ 個を取り出す場合の総数は
$$ {}_{9}\mathrm{C}_{5}
$$
である。
赤球が奇数個含まれる場合を数える。
(i) 赤球が $3$ 個の場合
赤球 $6$ 個から $3$ 個、白球 $3$ 個から $2$ 個を選べばよいので、その数は
$$ {}_{6}\mathrm{C}_{3}{}_{3}\mathrm{C}_{2}
$$
である。
(ii) 赤球が $5$ 個の場合
赤球 $6$ 個から $5$ 個、白球 $3$ 個から $0$ 個を選べばよいので、その数は
$$ {}_{6}\mathrm{C}_{5}{}_{3}\mathrm{C}_{0}
$$
である。
したがって、求める確率は
$$ \frac{{}_{6}\mathrm{C}_{3}{}_{3}\mathrm{C}_{2}+{}_{6}\mathrm{C}_{5}{}_{3}\mathrm{C}_{0}}{{}_{9}\mathrm{C}_{5}}
$$
である。これを計算すると、
$$ {}_{6}\mathrm{C}_{3}=20,\quad {}_{3}\mathrm{C}_{2}=3,\quad {}_{6}\mathrm{C}_{5}=6,\quad {}_{3}\mathrm{C}_{0}=1
$$
より、分子は
$$ 20\cdot 3+6\cdot 1=66
$$
である。また、
$$ {}_{9}\mathrm{C}_{5}=126
$$
であるから、
$$ \frac{66}{126}=\frac{11}{21}
$$
となる。
解説
赤球の個数が奇数であることに注目し、可能な赤球の個数を先に列挙するのが基本である。
ここで赤球が $1$ 個の場合を含めない点に注意する。$5$ 個取り出して赤球が $1$ 個なら白球は $4$ 個必要だが、白球は袋の中に $3$ 個しかないため、この場合は起こらない。
答え
$$ \boxed{\frac{11}{21}}
$$