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数学A 確率「確率」の問題28 解説
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解説
方針・初手
白玉と赤玉の個数の比が $1:2$ なので、白玉を $x$ 個、赤玉を $2x$ 個とおく。
2個取り出したときに同じ色である確率が $\dfrac{1}{2}$ であることから $x$ を決め、その後、3個取り出したときに白玉と赤玉の両方が含まれる確率を求める。
解法1
白玉を $x$ 個、赤玉を $2x$ 個とすると、袋の中の玉の総数は $3x$ 個である。
2個の玉が同じ色であるのは、2個とも白玉である場合、または2個とも赤玉である場合である。したがって、その確率は
$$ \frac{{}*xC_2+{}*{2x}C_2}{{}_{3x}C_2}
$$
である。
これが $\dfrac{1}{2}$ に等しいので、
$$ \frac{{}*xC_2+{}*{2x}C_2}{{}_{3x}C_2}=\frac{1}{2}
$$
である。これを計算すると、
$$ \begin{aligned} \frac{\dfrac{x(x-1)}{2}+\dfrac{2x(2x-1)}{2}}{\dfrac{3x(3x-1)}{2}} &= \frac{1}{2} \end{aligned} $$
となる。分子を整理すると、
$$ \frac{5x^2-3x}{9x^2-3x}=\frac{1}{2}
$$
である。$x>0$ より分母は $0$ でないから、
$$ 2(5x^2-3x)=9x^2-3x
$$
となる。整理して、
$$ 10x^2-6x=9x^2-3x
$$
より、
$$ x^2-3x=0
$$
である。よって、
$$ x(x-3)=0
$$
となり、$x>0$ だから
$$ x=3
$$
である。
したがって、白玉は $3$ 個、赤玉は $6$ 個、全部で
$$ 3+6=9
$$
個である。よって、$[ア]=9$ である。
次に、この袋から3個の玉を取り出す。白玉と赤玉の両方が入っている場合は、次の2通りである。
(i) 白玉1個、赤玉2個
この場合の取り出し方は
$$ {}_3C_1{}_6C_2
$$
通りである。
(ii) 白玉2個、赤玉1個
この場合の取り出し方は
$$ {}_3C_2{}_6C_1
$$
通りである。
3個の玉の取り出し方全体は
$$ {}_9C_3
$$
通りであるから、求める確率は
$$ \frac{{}_3C_1{}_6C_2+{}_3C_2{}_6C_1}{{}_9C_3}
$$
である。
これを計算すると、
$$ \begin{aligned} \frac{3\cdot 15+3\cdot 6}{84} &= \frac{45+18}{84} \\ \frac{63}{84} \\ \frac{3}{4} \end{aligned} $$
である。よって、$[イ]=\dfrac{3}{4}$ である。
解説
比が与えられているので、まず個数を $x,2x$ とおくのが自然である。
2個取り出して同じ色になる確率は、「白白」または「赤赤」の場合を数えればよい。そこから $x$ が一意に決まり、袋の中の玉の総数が求まる。
3個取り出す確率では、「白玉と赤玉の両方が入る」を直接数えてもよいし、「すべて同じ色」の余事象を考えてもよい。今回は白玉が3個、赤玉が6個と小さいので、直接数える方法が分かりやすい。
答え
$[ア]$
$$ 9
$$
$[イ]$
$$ \frac{3}{4}
$$