基礎問題集
数学A 確率「確率」の問題44 解説
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解説
方針・初手
3枚を同時に引くので、カードを引く順序は考えない。
よって、全事象は
$$ {}_{36}C_3=\frac{36\cdot35\cdot34}{3\cdot2\cdot1}=7140
$$
通りである。
あとは、$1\leq a<b<c\leq 36$ として、$a+b+c=6,12,24$ を満たす組の個数を数えればよい。
解法1
引いた3枚の数を小さい順に $a,b,c$ とする。
和が $6$ となる場合
$$ a+b+c=6
$$
を満たす正の異なる整数の組は
$$ (1,2,3)
$$
のみである。
したがって、求める確率は
$$ \frac{1}{7140}
$$
である。
和が $12$ となる場合
$$ a+b+c=12
$$
を満たす $1\leq a<b<c$ の組を数える。
$a=1$ のとき、
$$ (b,c)=(2,9),(3,8),(4,7),(5,6)
$$
で $4$ 通りである。
$a=2$ のとき、
$$ (b,c)=(3,7),(4,6)
$$
で $2$ 通りである。
$a=3$ のとき、
$$ (b,c)=(4,5)
$$
で $1$ 通りである。
よって、全部で
$$ 4+2+1=7
$$
通りである。
したがって、求める確率は
$$ \frac{7}{7140}=\frac{1}{1020}
$$
である。
和が $24$ となる場合
$$ a+b+c=24
$$
を満たす $1\leq a<b<c$ の組を数える。
$a$ を固定すると、
$$ c=24-a-b
$$
であり、$b<c$ より
$$ b<24-a-b
$$
すなわち
$$ 2b<24-a
$$
である。
また $a<b$ であるから、$b$ の範囲を調べればよい。
| $a$ | $b$ の範囲 | 通り数 | | --- | ---------------: | ---: | | $1$ | $2\leq b\leq 11$ | $10$ | | $2$ | $3\leq b\leq 10$ | $8$ | | $3$ | $4\leq b\leq 10$ | $7$ | | $4$ | $5\leq b\leq 9$ | $5$ | | $5$ | $6\leq b\leq 9$ | $4$ | | $6$ | $7\leq b\leq 8$ | $2$ | | $7$ | $b=8$ | $1$ |
したがって、全部で
$$ 10+8+7+5+4+2+1=37
$$
通りである。
よって、求める確率は
$$ \frac{37}{7140}
$$
である。
解説
この問題では、3枚を「同時に」引くので順序を考えないことが重要である。
したがって、$(1,2,9)$ と $(2,1,9)$ などを別々に数えてはいけない。小さい順に $a<b<c$ とおくことで重複を防げる。
また、今回は和が $6,12,24$ と比較的小さいため、$c\leq36$ の条件は自動的に満たされる。よって、正の異なる整数の組を数えるだけでよい。
答え
$$ [ク]=\frac{1}{7140}
$$
$$ [ケ]=\frac{1}{1020}
$$
$$ [コ]=\frac{37}{7140}
$$