基礎問題集
数学A 確率「確率」の問題48 解説
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解説
方針・初手
1番目から6番目の数をそれぞれ $a_1,a_2,\dots,a_6$ とおく。
条件は
$$ a_1+a_2+a_3=a_3+a_4+a_5
$$
である。両辺に共通する $a_3$ を消すと、
$$ a_1+a_2=a_4+a_5
$$
となる。したがって、問題は「1番目・2番目の組」と「4番目・5番目の組」の和が等しくなる並べ方を数えることに帰着される。
解法1
まず、$1$ から $6$ までの数から作れる2個組の和を調べる。
和ごとの組は次の通りである。
$$ \begin{aligned} 3 &: (1,2) \\ 4 &: (1,3) \\ 5 &: (1,4),(2,3) \\ 6 &: (1,5),(2,4) \\ 7 &: (1,6),(2,5),(3,4) \\ 8 &: (2,6),(3,5) \\ 9 &: (3,6),(4,5) \\ 10 &: (4,6) \\ 11 &: (5,6) \end{aligned}
$$
このうち、同じ和をもつ異なる2組を選べるのは、和が $5,6,7,8,9$ の場合である。
それぞれについて、異なる2組の選び方は
$$ {}_{2}\mathrm{C}_{2}+{}_{2}\mathrm{C}_{2}+{}_{3}\mathrm{C}_{2}+{}_{2}\mathrm{C}_{2}+{}_{2}\mathrm{C}_{2} =1+1+3+1+1=7
$$
通りである。
ここで選ばれた2組を、$a_1,a_2$ の組と $a_4,a_5$ の組に割り当てる方法は $2$ 通りである。
また、それぞれの組の中で順序を入れ替えられるので、
$$ 2^2=4
$$
通りである。
さらに、使われていない2個の数のうち、どちらを $a_3$ に置くかは $2$ 通りであり、最後に残った数が $a_6$ に決まる。
したがって、条件を満たす並べ方は
$$ 7 \cdot 2 \cdot 4 \cdot 2=112
$$
通りである。
一方、$1$ から $6$ までの数を重複なく1列に並べる総数は
$$ 6!=720
$$
通りである。
よって、求める確率は
$$ \frac{112}{720}=\frac{7}{45}
$$
である。
解説
この問題では、最初に $a_3$ が両辺に共通していることに気づくのが重要である。条件式をそのまま扱うと3個ずつの和を考えたくなるが、実際には
$$ a_1+a_2=a_4+a_5
$$
だけを調べればよい。
そのため、核心は「同じ和をもつ2個組を2つ選ぶ」ことである。ただし、数字は重複して使えないので、同じ組を2回使うことはできない。今回は $1$ から $6$ の2個組を和ごとに分類すると、条件を満たす組の選び方が $7$ 通りあると分かる。
その後は、組の割り当て、組内の順序、$a_3$ の選び方を掛け合わせればよい。
答え
$$ \frac{7}{45}
$$