基礎問題集
数学A 確率「確率」の問題83 解説
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解説
方針・初手
4回の出目の並びはすべて同様に確からしいので、全事象は
$$ 6^4=1296
$$
通りである。各条件を満たす出目の並びを数えて、$1296$ で割ればよい。
解法1
(1) まず、$a_1<a_2<a_3<a_4$ となる場合を考える。
4つの出目がすべて異なり、小さい順に並んでいる必要がある。したがって、$1,2,3,4,5,6$ の中から異なる4個の数を選べば、その並び方は小さい順にただ1通りに決まる。
よって、条件を満たす並びは
$$ {}_6\mathrm{C}_{4}=15
$$
通りである。したがって確率は
$$ \frac{15}{1296}=\frac{5}{432}
$$
である。
次に、$a_1\leqq a_2\leqq a_3\leqq a_4$ となる場合を考える。
これは、$1$ から $6$ までの数から重複を許して4個選び、それを小さい順に並べる場合と同じである。重複組合せより、その個数は
$$ {}_{6+4-1}\mathrm{C}_{4}={}_9\mathrm{C}_{4}=126
$$
通りである。
したがって確率は
$$ \frac{126}{1296}=\frac{7}{72}
$$
である。
**(2)**
$a_1+a_2=a_3+a_4=7$ となる確率を求める。
まず、2個のさいころの出目の和が $7$ になる順序つきの組は
$$ (1,6),(2,5),(3,4),(4,3),(5,2),(6,1)
$$
の6通りである。
$a_1+a_2=7$ となる組が6通り、$a_3+a_4=7$ となる組も6通りであり、これらは独立に選べるので、条件を満たす並びは
$$ 6\cdot 6=36
$$
通りである。
したがって確率は
$$ \frac{36}{1296}=\frac{1}{36}
$$
である。
(3) 出る目の数の最大値が $4$ となる確率を求める。
最大値が $4$ であるとは、4回の出目がすべて $4$ 以下であり、かつ少なくとも1回は $4$ が出るということである。
まず、すべての出目が $4$ 以下である場合は、各回の出目が $1,2,3,4$ の4通りなので
$$ 4^4=256
$$
通りである。
このうち、$4$ が1回も出ない場合、すなわちすべての出目が $1,2,3$ のいずれかである場合は
$$ 3^4=81
$$
通りである。
よって、最大値が $4$ となる並びは
$$ 4^4-3^4=256-81=175
$$
通りである。
したがって確率は
$$ \frac{175}{1296}
$$
である。
解説
この問題では、さいころを4回投げるので、順序を区別した全事象が $6^4$ 通りであることを最初に固定するのが重要である。
$a_1<a_2<a_3<a_4$ では、選んだ4個の数の順序が自動的に決まるため、順列ではなく組合せで数える。一方、$a_1\leqq a_2\leqq a_3\leqq a_4$ では同じ数を何度使ってもよいので、重複組合せになる。
最大値が $4$ という条件は、「すべて $4$ 以下」から「すべて $3$ 以下」を引くと数えやすい。
答え
**(1)**
$$ \text{ケ}=\frac{5}{432},\qquad \text{コ}=\frac{7}{72}
$$
**(2)**
$$ \text{サ}=\frac{1}{36}
$$
**(3)**
$$ \text{シ}=\frac{175}{1296}
$$