基礎問題集
数学B 数列「数列の和」の問題49 解説
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解説
方針・初手
共通部分 $A\cap B$ の要素は、$4$ で割ると $1$ 余り、かつ $7$ で割ると $2$ 余る数である。
したがって、合同式
$$ x\equiv 1 \pmod{4},\qquad x\equiv 2 \pmod{7}
$$
を満たす $1$ 以上 $200$ 以下の自然数を求めればよい。
解法1
まず、$7$ で割ると $2$ 余る数は
$$ 2,\ 9,\ 16,\ 23,\ 30,\ \cdots
$$
である。このうち $4$ で割ると $1$ 余るものを探すと、最初に条件を満たす数は $9$ である。
また、$4$ と $7$ の最小公倍数は $28$ であるから、同じ余りの条件を満たす数は $28$ ごとに現れる。よって、$A\cap B$ の要素は
$$ 9,\ 37,\ 65,\ 93,\ 121,\ 149,\ 177,\ \cdots
$$
である。
$200$ 以下で最大のものを調べる。一般に
$$ 9+28k\leqq 200
$$
を満たす整数 $k\geqq 0$ を考えると、
$$ 28k\leqq 191
$$
より、
$$ k\leqq 6
$$
である。したがって最大の要素は
$$ 9+28\cdot 6=177
$$
である。
よって、$A\cap B$ の要素を小さい順に $a_1,a_2,a_3,\cdots$ とおくと、
$$ a_1=9,\qquad d=28
$$
であるから、公差 $28$ の等差数列である。
また、$k=0,1,2,\ldots,6$ の $7$ 個が $200$ 以下に入るので、項数は $7$ である。
一般項は
$$ a_n=9+28(n-1)
$$
であるから、
$$ a_n=28n-19
$$
となる。
最後に、数列 ${a_n}$ の項をすべて加えると、初項 $9$、末項 $177$、項数 $7$ の等差数列の和なので、
$$ \frac{7(9+177)}{2}=651
$$
である。
解説
この問題では、$A\cap B$ の条件を「$4$ で割ると $1$ 余り、$7$ で割ると $2$ 余る数」と読み替えることが重要である。
一度条件を満たす最小の数 $9$ を見つけると、$4$ と $7$ の最小公倍数 $28$ ごとに同じ余りの条件が繰り返される。したがって、$A\cap B$ の要素は等差数列として扱える。
答え
$$ \text{キ}=9,\qquad \text{ク}=177,\qquad \text{ケ}=28,\qquad \text{コ}=7
$$
$$ \text{サ}=28,\qquad \text{シ}=-19,\qquad \text{ス}=651
$$