基礎問題集

数学C 複素数平面「ド・モアブルの定理」の問題19 解説

数学Cの複素数平面「ド・モアブルの定理」にある問題19の基礎問題と解説ページです。問題と保存済み解説を公開し、ログイン後はAI質問と学習履歴も利用できます。

MathGrAIl の基礎問題集にある公開問題ページです。ログイン前でも問題と保存済み解説を確認でき、ログイン後はAI質問と学習履歴の保存を利用できます。

数学C複素数平面ド・モアブルの定理問題19
  • 基礎問題の問題画像と保存済み解説を公開
  • ログイン後にAI質問で復習
  • ログイン後に学習履歴を保存
数学C 複素数平面 ド・モアブルの定理 問題19の問題画像
問題画像のプレビュー

解説

方針・初手

分母を極形式で見て、複素数全体を極形式に直してから $8$ 乗する。絶対値と偏角を分けて処理すると、計算が最も短い。

解法1

まず

$$ \sqrt{3}+i

$$

の絶対値と偏角を求める。

$$ |\sqrt{3}+i|=\sqrt{(\sqrt{3})^2+1^2}=2

$$

また、実部が正、虚部が正で

$$ \tan \theta=\frac{1}{\sqrt{3}}

$$

より、

$$ \sqrt{3}+i=2\left(\cos \frac{\pi}{6}+i\sin \frac{\pi}{6}\right)

$$

である。

一方、$-\sqrt{2}$ は負の実数なので、

$$ -\sqrt{2}=\sqrt{2}\left(\cos \pi+i\sin \pi\right)

$$

と表せる。したがって、

$$ \frac{-\sqrt{2}}{\sqrt{3}+i} = \frac{\sqrt{2}}{2} \left\{ \cos\left(\pi-\frac{\pi}{6}\right) +i\sin\left(\pi-\frac{\pi}{6}\right) \right\}

$$

すなわち

$$ \frac{-\sqrt{2}}{\sqrt{3}+i} = \frac{1}{\sqrt{2}} \left( \cos \frac{5\pi}{6} +i\sin \frac{5\pi}{6} \right)

$$

である。

これを $8$ 乗すると、ド・モアブルの定理より

$$ \left(\frac{-\sqrt{2}}{\sqrt{3}+i}\right)^8 = \left(\frac{1}{\sqrt{2}}\right)^8 \left( \cos \frac{40\pi}{6} +i\sin \frac{40\pi}{6} \right)

$$

ここで

$$ \left(\frac{1}{\sqrt{2}}\right)^8 = \frac{1}{16}

$$

また

$$ \frac{40\pi}{6}=\frac{20\pi}{3}

$$

であり、

$$ \frac{20\pi}{3}=6\pi+\frac{2\pi}{3}

$$

だから、

$$ \cos \frac{20\pi}{3}+i\sin \frac{20\pi}{3} = \cos \frac{2\pi}{3}+i\sin \frac{2\pi}{3}

$$

である。よって

$$ \left(\frac{-\sqrt{2}}{\sqrt{3}+i}\right)^8 = \frac{1}{16} \left( \cos \frac{2\pi}{3} +i\sin \frac{2\pi}{3} \right)

$$

ここで

$$ \cos \frac{2\pi}{3}=-\frac{1}{2}, \qquad \sin \frac{2\pi}{3}=\frac{\sqrt{3}}{2}

$$

より、

$$ \left(\frac{-\sqrt{2}}{\sqrt{3}+i}\right)^8 = \frac{1}{16} \left( -\frac{1}{2}+\frac{\sqrt{3}}{2}i \right) = -\frac{1}{32}+\frac{\sqrt{3}}{32}i

$$

したがって、

$$ a=-\frac{1}{32}, \qquad b=\frac{\sqrt{3}}{32}

$$

である。

解説

この問題では、複素数の割り算をそのまま展開してから $8$ 乗すると計算量が多くなる。分母 $\sqrt{3}+i$ の偏角が $\frac{\pi}{6}$ とすぐ分かるため、極形式に直してド・モアブルの定理を使うのが自然である。

特に、分子 $-\sqrt{2}$ を偏角 $\pi$ の複素数として扱う点が重要である。偏角を

$$ \pi-\frac{\pi}{6}=\frac{5\pi}{6}

$$

と処理すれば、あとは $8$ 倍した角を $2\pi$ の周期で整理するだけでよい。

答え

$$ a=-\frac{1}{32}, \qquad b=\frac{\sqrt{3}}{32}

$$

認証状態を確認しています...
MathGrAIl
使い方 マイページ

大学入試数学を、1問ずつ深く解く。

大学別演習と分野別基礎問題演習に対応。解説閲覧とAI質問で効率よく学べます。

今日の一問
基礎問題集から毎日1問を出題します
-
読み込み中...
今日の一問を準備しています...

読み込み中...

科目を選択してください

トピックを選ぶと問題一覧を表示します。

読み込み中...

演習条件を選択してください

大学・文理を選ぶと、年度ごとの問題一覧を表示します。

年度・問題を読み込み中...
- - - -
年度一覧から解きたい問題を選択してください。
答案画像を提出すると、AIが採点して改善点を返します。最大3枚まで追加できます。
クリックまたはドラッグ&ドロップで答案画像を選択(最大3枚)
この問題について質問してください。