基礎問題集
数学C 平面ベクトル「平面ベクトル」の問題53 解説
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解説
方針・初手
点 $P,Q$ の距離は、ベクトル $\overrightarrow{PQ}$ の大きさとして求めればよい。
$\overrightarrow{OP},\overrightarrow{OQ}$ が $\vec a,\vec b$ で表されているので、まず
$$ \overrightarrow{PQ} = \overrightarrow{OQ}-\overrightarrow{OP}
$$
を計算し、その大きさを内積で求める。
解法1
与えられた条件より、
$$ |\vec a|=2,\quad |\vec b|=3\sqrt{3},\quad \angle(\vec a,\vec b)=\frac{\pi}{6}
$$
である。したがって、内積は
$$ \vec a\cdot \vec b = |\vec a||\vec b|\cos\frac{\pi}{6} =2\cdot 3\sqrt{3}\cdot \frac{\sqrt{3}}{2} =9
$$
である。
また、
$$ \overrightarrow{OP}=\vec a+2\vec b,\quad \overrightarrow{OQ}=-2\vec a+3\vec b
$$
より、
$$ \begin{aligned} \overrightarrow{PQ} &= \overrightarrow{OQ}-\overrightarrow{OP} \\ &= (-2\vec a+3\vec b)-(\vec a+2\vec b) \\ &= -3\vec a+\vec b \end{aligned}
$$
である。
よって、求める距離 $PQ$ は
$$ PQ=|-3\vec a+\vec b|
$$
である。両辺を2乗して計算すると、
$$ \begin{aligned} PQ^2 &= |-3\vec a+\vec b|^2 \\ &= (-3\vec a+\vec b)\cdot(-3\vec a+\vec b) \\ &= 9|\vec a|^2-6\vec a\cdot\vec b+|\vec b|^2 \end{aligned}
$$
となる。
ここに $|\vec a|=2,\ |\vec b|=3\sqrt{3},\ \vec a\cdot\vec b=9$ を代入すると、
$$ \begin{aligned} PQ^2 &= 9\cdot 2^2-6\cdot 9+(3\sqrt{3})^2 \\ &= 36-54+27 \\ &= 9 \end{aligned}
$$
である。
距離は正であるから、
$$ PQ=3
$$
である。
解説
この問題では、点 $P,Q$ の位置ベクトルが与えられているため、距離を直接求めるのではなく、まず $\overrightarrow{PQ}$ を作るのが基本である。
特に、
$$ \overrightarrow{PQ} = \overrightarrow{OQ}-\overrightarrow{OP}
$$
を使うと、求める距離はベクトル $-3\vec a+\vec b$ の大きさに帰着する。
あとは、ベクトルの大きさを求める標準処理として、2乗して内積を使えばよい。角が与えられているので、最初に $\vec a\cdot\vec b$ を計算しておくことが重要である。
答え
$$ \boxed{3}
$$