基礎問題集
数学C 空間ベクトル「空間ベクトル」の問題18 解説
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解説
方針・初手
空間での対称移動は、どの座標が符号反転するかに注目する。
$z$軸に関して対称な点では、$z$座標はそのままで、$x,y$座標の符号が反転する。$xy$平面に関して対称な点では、$x,y$座標はそのままで、$z$座標の符号が反転する。
解法1
点 $P$ の座標は
$$ P(-2,-3,-1)
$$
である。
**(1)**
$z$軸に関して対称な点を考える。
$z$軸に関する対称では、点 $(x,y,z)$ は
$$ (x,y,z)\mapsto (-x,-y,z)
$$
に移る。
したがって、点 $P(-2,-3,-1)$ に対して
$$ Q=(2,3,-1)
$$
である。
**(2)**
$xy$平面に関して対称な点を考える。
$xy$平面に関する対称では、点 $(x,y,z)$ は
$$ (x,y,z)\mapsto (x,y,-z)
$$
に移る。
したがって、点 $P(-2,-3,-1)$ に対して
$$ R=(-2,-3,1)
$$
である。
**(3)**
三角形 $PQR$ の面積を求める。
まず、ベクトル $\overrightarrow{PQ}$ と $\overrightarrow{PR}$ を求める。
$$ \begin{aligned} \overrightarrow{PQ} &= Q-P\\ &= (2-(-2),3-(-3),-1-(-1))\\ &= (4,6,0) \end{aligned} $$
$$ \begin{aligned} \overrightarrow{PR} &= R-P\\ &= (-2-(-2),-3-(-3),1-(-1))\\ &= (0,0,2) \end{aligned} $$
ここで、
$$ \begin{aligned} \overrightarrow{PQ}\cdot \overrightarrow{PR} &= 4\cdot 0+6\cdot 0+0\cdot 2\\ &= 0 \end{aligned} $$
より、$\overrightarrow{PQ}$ と $\overrightarrow{PR}$ は垂直である。
したがって、三角形 $PQR$ の面積は
$$ \frac{1}{2}|\overrightarrow{PQ}|,|\overrightarrow{PR}|
$$
で求められる。
それぞれの長さは
$$ \begin{aligned} |\overrightarrow{PQ}| &= \sqrt{4^2+6^2+0^2}\\ &= \sqrt{52}\\ &= 2\sqrt{13} \end{aligned} $$
$$ \begin{aligned} |\overrightarrow{PR}| &= \sqrt{0^2+0^2+2^2}\\ &= 2 \end{aligned} $$
である。
よって、
$$ \frac{1}{2}\cdot 2\sqrt{13}\cdot 2 = 2\sqrt{13}
$$
である。
解説
軸に関する対称と平面に関する対称では、符号が変わる座標が異なる。
$z$軸に関して対称な点では、$z$軸から見て反対側に移るため、$x,y$座標がともに符号反転する。一方、$xy$平面に関して対称な点では、上下が反転するだけなので、$z$座標のみが符号反転する。
面積は、2本の辺を表すベクトルを作ってから考えるとよい。本問では $\overrightarrow{PQ}$ と $\overrightarrow{PR}$ が垂直になるため、直角三角形として面積を求められる。
答え
**(1)**
$$ Q=(2,3,-1)
$$
**(2)**
$$ R=(-2,-3,1)
$$
**(3)**
$$ 2\sqrt{13}
$$