基礎問題集
数学C 空間ベクトル「空間ベクトル」の問題112 解説
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解説
方針・初手
$\overrightarrow{AB}$ と $\overrightarrow{AC}$ が直交するので、内積が $0$ になることを用いて $a$ を求める。
その後、求めた $a$ を代入して平面 $ABC$ の方程式を作り、点 $P(2,3,b)$ がその平面上にある条件から $b$ を求める。
解法1
まず、
$$ \overrightarrow{AB}=B-A=(1-1,;1-2,;1-0)=(0,-1,1)
$$
である。また、
$$ \overrightarrow{AC}=C-A=(0-1,;-1-2,;a-0)=(-1,-3,a)
$$
である。
$\overrightarrow{AB}$ と $\overrightarrow{AC}$ のなす角が $90^\circ$ であるから、
$$ \overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}=0
$$
である。よって、
$$ (0,-1,1)\cdot(-1,-3,a)=0
$$
より、
$$ 0+3+a=0
$$
となる。したがって、
$$ a=-3
$$
である。
次に、$a=-3$ として、平面 $ABC$ の方程式を求める。このとき
$$ \overrightarrow{AB}=(0,-1,1),\qquad \overrightarrow{AC}=(-1,-3,-3)
$$
である。
平面 $ABC$ の法線ベクトルは、$\overrightarrow{AB}$ と $\overrightarrow{AC}$ の両方に垂直なベクトルである。外積を用いると、
$$ \overrightarrow{AB}\times\overrightarrow{AC} = \begin{vmatrix} \mathbf{i} & \mathbf{j} & \mathbf{k}\\ 0 & -1 & 1\\ -1 & -3 & -3 \end{vmatrix} =(6,-1,-1)
$$
となる。
したがって、平面 $ABC$ は点 $A(1,2,0)$ を通り、法線ベクトル $(6,-1,-1)$ をもつ平面であるから、
$$ 6(x-1)-(y-2)-z=0
$$
すなわち、
$$ 6x-y-z-4=0
$$
である。
点 $P(2,3,b)$ がこの平面上にあるので、
$$ 6\cdot2-3-b-4=0
$$
となる。これを解くと、
$$ 12-3-b-4=0
$$
より、
$$ 5-b=0
$$
したがって、
$$ b=5
$$
である。
解説
直交条件は内積 $0$ に直すのが基本である。ここでは $\overrightarrow{AB}$ と $\overrightarrow{AC}$ を成分で表し、内積からすぐに $a$ が求まる。
後半は、平面上に点がある条件を使う問題である。平面 $ABC$ を扱うには、平面内の2本のベクトル $\overrightarrow{AB}$、$\overrightarrow{AC}$ に垂直な法線ベクトルを作るのが自然である。平面方程式を作れば、点 $P(2,3,b)$ を代入するだけで $b$ が決まる。
答え
$$ \boxed{⑤=-3}
$$
$$ \boxed{⑥=5}
$$