基礎問題集
数学C 空間ベクトル「空間ベクトル」の問題118 解説
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解説
方針・初手
直線 $\ell$ 上の点を媒介変数で表し、その点を $H$ とおく。垂線の足であるためには、$\overrightarrow{CH}$ が直線 $\ell$ の方向ベクトルに垂直であればよい。
解法1
直線 $\ell$ は点 $A(-3,-1,1)$、$B(-1,0,0)$ を通るので、方向ベクトルは
$$ \overrightarrow{AB}=B-A=(2,1,-1)
$$
である。
したがって、直線 $\ell$ 上の点 $H$ は実数 $t$ を用いて
$$ H=A+t\overrightarrow{AB}
$$
と表せる。すなわち
$$ H=(-3+2t,-1+t,1-t)
$$
である。
点 $C(2,3,3)$ から直線 $\ell$ に下ろした垂線の足が $H$ であるから、$\overrightarrow{CH}$ は直線 $\ell$ の方向ベクトル $\overrightarrow{AB}$ に垂直である。よって
$$ \overrightarrow{CH}\cdot \overrightarrow{AB}=0
$$
が成り立つ。
ここで
$$ \overrightarrow{CH}=H-C=(-3+2t-2,-1+t-3,1-t-3)
$$
より
$$ \overrightarrow{CH}=(-5+2t,-4+t,-2-t)
$$
である。したがって
$$ \begin{aligned} \overrightarrow{CH}\cdot \overrightarrow{AB} &=(-5+2t)\cdot 2+(-4+t)\cdot 1+(-2-t)\cdot(-1) \\ &=-10+4t-4+t+2+t \\ &=6t-12 \end{aligned}
$$
である。
垂直条件より
$$ 6t-12=0
$$
となるから、
$$ t=2
$$
である。
これを $H=(-3+2t,-1+t,1-t)$ に代入すると、
$$ H=(-3+4,-1+2,1-2)
$$
より
$$ H=(1,1,-1)
$$
である。
解説
直線上の点を $A+t\overrightarrow{AB}$ と表すと、垂線の足の条件は「$CH$ が直線の方向ベクトルに垂直」として内積で処理できる。
この問題では、垂直条件を座標で直接立てるよりも、まず直線の方向ベクトルを求め、直線上の一般点を置くのが最も自然である。最後に得た点が直線上にあることは、$t=2$ を代入しているため自動的に満たされる。
答え
$$ H=(1,1,-1)
$$