基礎問題集
数学C 式と曲線「双曲線」の問題15 解説
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解説
方針・初手
媒介変数 $t$ を消去して、$x,y$ の間の関係式を求める。
ここでは $x+y$ と $x-y$ を作ると、$t$ と $\dfrac{1}{t}$ が分離される。
解法1
与えられた式は
$$ x=t+\frac{1}{t},\qquad y=t-\frac{1}{t}
$$
である。ここで $t\ne 0$ である。
両式を加えると
$$ x+y=2t
$$
となり、両式を引くと
$$ x-y=\frac{2}{t}
$$
となる。
したがって、これらを掛け合わせると
$$ (x+y)(x-y)=2t\cdot \frac{2}{t}=4
$$
である。よって
$$ x^2-y^2=4
$$
を得る。
逆に、曲線 $x^2-y^2=4$ 上の点については
$$ (x+y)(x-y)=4
$$
であるから、特に $x+y\ne 0$ である。そこで
$$ t=\frac{x+y}{2}
$$
とおくと、
$$ x+y=2t,\qquad x-y=\frac{2}{t}
$$
が成り立つ。これより
$$ x=t+\frac{1}{t},\qquad y=t-\frac{1}{t}
$$
が復元できる。
したがって、点 $(x,y)$ は双曲線
$$ x^2-y^2=4
$$
をえがく。
また、$t>0$ のときは
$$ x=t+\frac{1}{t}\geqq 2
$$
であるから右側の枝を動き、$t<0$ のときは
$$ x=t+\frac{1}{t}\leqq -2
$$
であるから左側の枝を動く。
解説
この問題では、$t$ を直接解こうとするよりも、$x+y$ と $x-y$ を作るのが自然である。$t$ と $\dfrac{1}{t}$ がちょうど消去され、双曲線の標準形が現れる。
注意すべき点は、$t=0$ は許されないことである。ただし、得られる曲線 $x^2-y^2=4$ 上では $(x+y)(x-y)=4$ なので、$x+y=0$ や $x-y=0$ は起こらない。したがって、曲線上の点はすべて何らかの $t$ によって表される。
答え
$$ x^2-y^2=4
$$
すなわち、双曲線をえがく。